エージェントに相談するときのポイント
希望条件や報酬をしっかり伝える
フリーランス専門のエージェントを利用することで、自分一人ではなかなか探せない案件と出会えたり、チャレンジしてみたいと思える領域の案件を提示してもらえたりします。中には高単価の案件もあり、独立後に収入アップを狙っている方にとっては、メリットの多いエージェントを使わない手はありません。ただし、そうした理想的な案件を獲得するには、エージェントに相談する時点で、希望の勤務地や稼働時間、報酬単価などを包み隠さず伝える必要があります。もちろん、希望として挙げた条件が全て叶うわけではありませんが、自分の中で譲れない条件や最低ラインを設定し、それらを明確にして伝えることで、理想に近い案件を紹介してもらえるでしょう。なお、自分のスキルレベルで得られる報酬額の相場とあまりにもかけ離れた希望を提示すると、なかなか案件を探せない可能性があるので注意が必要です。
推薦状に書く情報を提供する
エージェントを介して案件に応募する場合、担当者が推薦状を書いてくれる仕組みとなっています。つまり、履歴書やスキルシート以外に、その推薦状も自分をアピールするためのツールとなるのです。そのため、他者との差別化を図れるアピールポイントは、一つ残らず情報を提供しましょう。たとえば、具体的なサービス名を挙げた開発実績や、過去に発表した論文の詳細など、どのようなことが得意でどこまでの力量があるのかを具体性を持って伝えます。それも、できるだけ多くの情報を提供することが望ましいです。もしも、アピールポイントに挙げていいのか迷ったものがあれば、ひとまず担当者へ相談してみるといいかもしれません。それらの多くの情報の中から、より企業に響くものを選んで推薦状に記載してくれますよ。
連絡可能な時間帯や頻度を確認しておく
エージェントを利用する際にネックになりがちなのが、連絡を受ける頻度やタイミングが合わないこと。それも、すでに独立して仕事をはじめている場合や、いくつかの案件を抱えている場合は、エージェントから電話やメールが来ても対応できなかったり、連絡頻度が多く本業に支障をきたしてしまったりすることも考えられます。そのタイミングが合わず連絡を受けることができなかった案件こそ、実は理想に近い案件で気づいたときにはすでに期限が過ぎてしまていた、という残念な結果になるかもしれません。そうしたタイミングの行き違いを防ぎ、ストレスに感じない頻度の連絡を受けるには、最初に自分の都合をしっかり伝えておくことが大切でしょう。仕事探しをスムーズに行うためにも、連絡可能な時間帯や、頻度、連絡手段などを相談しておくといいですよ。
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