システムエンジニアが勉強を継続させるコツとおすすめの資格

「学び続ける」イメージが強いシステムエンジニア

「システムエンジニアは、ずっと勉強を続ける必要がある」というイメージをお持ちの方も多いことでしょう。たしかに、システムエンジニアが活躍するIT業界は変化の激しい世界です。次々に誕生する新しい技術を習得するとなれば、ある程度の学習は必要になります。もちろん、すべてのシステムエンジニアが日々の勉強に勤しんでいるわけではありません。既存の知識で対応可能な仕事を選ぶ人もいれば、仕事をとおして新しい知識を習得していく人、プライベートな時間を割いて知識の習得を目指す人など、勉強に対する姿勢は人それぞれです。システムエンジニアは絶対に勉強が必要というわけではありませんが、スキルの高いシステムエンジニアほど市場価値が高い傾向にあるのも事実。高みを目指したい方や給料UPを目指している方にとって、知識をアップデートし続ける姿勢は大切といえます。

モチベーションを維持する方法

まずは、目標を明確化しましょう。ゴールがはっきりすることで、モチベーションを保ちやすいです。次に、日々の学習時間を決めます。できれば、毎日同じ時間帯に机に向かうようにしましょう。勉強を日々のルーティンに加えることで、習慣化させやすくなります。もし、自宅学習がマンネリ化したときは、図書館やコワーキングスペースなどを活用するのもおすすめ。勉強や仕事をしている人が集まる環境に身を置くことで、良い刺激を得られるはずです。そのほか、学習の進捗具合を見える化する、尊敬できる人にアドバイスをもらうといった方法もあります。目標を達成したときのご褒美を考えておくのも一つの方法です。

おすすめの資格

せっかく勉強するのであれば、スキルを証明できる資格もとっておきたいところ。システムエンジニアとしてすでに活躍している方には、「基本情報技術者試験」の上位資格となる「応用情報技術者試験」がおすすめです。もし、要件定義や設計といった上流工程の業務に携わりたい、もしくは携わっている方であれば、「システムアーキテクト試験」に挑戦してみましょう。英語力を証明したいのであれば、TOEIC受験を検討しましょう。TOEIC試験は毎月のように開催されているため、思い立ったらいつでもチャレンジが可能。自分のタイミングで力試しができます。望ましいスキルとして、TOEIC700点以上の英語力を掲げる求人もあるため、700点以上を目指すとよいでしょう。